ブラジルビジネス解体新書

コラム「ブラジルビジネス解体新書」を「Mega Brasil」で連載しています。「Mega Brasil」は、ブラジルに関するよろず情報発信サイト。ブラジルでのビジネスに関心のある方はぜひご一読ください。

「サンパウロのバブルを感じさせる場所
「ブラジル通」度がわかるクイズつき!」

2014.04.05更新

サンパウロには若者たちが、夜な夜な朝方まで飲んでいる場所がいくつかあるが、その中でも、もっともおしゃれな場所、そしてハイソな層が集まる場所がヴィラ・マダレナにある。
ただし、なぜか、ある交差点の4つの角の店にお客さんが集中するため、道路までお構いなしにはみ出して飲み語らっているのである。
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「同じビールでも店によって価格が5倍になることも!?
一物三価:ブラジル経済を理解するための一断面」

2014.02.11更新

ブラジルを旅行した方、もしくは住んでいた方はよくおわかりだと思うが、ブラジルには日本にも昔はたくさんあった、いわゆる家族経営のパパママストアがたくさんある。どういうわけか、大型スーパーの近くにもあったりする。そして、小さなバースタンドなどは至る所にある。何軒も同じような店が並んであったりもする。こんなにたくさんあって、よく商売が成り立っているなあと感心する。
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「好調? 不調? わかりにくいブラジルの建設・建材業界を裏から見ると・・・」

2013.12.17更新

経済の減速報道が定番になったブラジルではあるが、相変わらず街の至る所では建設ラッシュである。大手ゼネコンはワールドカップやオリンピックの準備で忙しく、リオでは地下鉄工事などが急ピッチに進められている。サンパウロのビジネスの中心で日本企業が多くオフィスを置くパウリスタ大通り周辺でも、いくつもの大型ビルが建設中であり、かつ地元の不動産会社に聞くと、すでにテナントはすべて契約済みとのこと。この辺りの賃貸物件は高くて、新しい、きれいな物件から埋まっていってしまう。
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「お笑い」好きで、言葉を大切にするブラジル人

2013.11.25更新

今年の6月にブラジルでサッカーのコンフェデレーションカップが開催されていた頃に、ブラジルにおいて史上最大規模のデモが長期にわたって行われた。日本では、他国と同一で「デモ」と表現をされていたが、ブラジルではポルトガル語で「マニフェスタッソン」と言われる。
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中国交易会がブラジルに本格上陸!
便器からスマホまで約660社が集結

2013.09.30更新

9月8日(日)から10日(火)まで、サンパウロのイミグランテス展示会場にて、「global sources 2nd China Sourcing Fairs in Sao Paulo」が開催された。これは完全にB to Bのイベントであり、テキスタイル、エレクトロニクス、建設、ギフトの4つのジャンルに分かれており、ブラジルでメイド・イン・チャイナの商品を販売しているバイヤーが仕入れに来る。中国本土および香港からの出展者ですべての小間が埋められており、約10,000㎡に950小間660社余りが出展をした。まさにオールチャイナの様相だ。
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ブラジルのコンビニのスタンダードはGSで決まり!?

2013.09.13更新

数年前から、ブラジルのIpiranga(イピランガ)という名前のガソリンスタンド(以下GS)にちらほらと日本では忘れられかけているampmが入り始めたが、まだほんの一部の店舗だけであった。ところが、この半年ぐらいで、Ipirangaだけではなく、他のガソリンスタンドにも様々なブランドのコンビニエンスストア(以下コンビニ)が一気に登場し始めた。
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ブラジルは地下鉄向けフリーペーパーのパイオニアだった!?

2013.08.31更新

世界で最初に地下鉄を走らせたのはイギリスのロンドンで、なんと1863年であった。ニューヨークはロンドンに遅れること約40年の1904年。日本は1927年だが、スペインのバルセロナが意外に早く1924年。そして、その50年後の1974年にブラジル・サンパウロの1号線リーニャ・アズ―(ブルーライン)が開通した。
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さっそくデモの効果? アーバン・モビリティにブラジル政府2兆円の投資増額

2013.08.18更新

8月13日付の「バロール」紙によると、アーバン・モビリティに対して各州・市などが総額3兆円の投資提案を提出したらしい。
これは、もともとアーバン・モビリティに対しては890億レアル(約3兆7000億円)の投資が決定されていたが、これに最近ジルマ大統領が500億レアル(約2兆1千億円)の増額を発表したため、それを受けて各州・市が要求を出したようだ。
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日本―ブラジル この異常に暑い夏、いろいろな逆転現象が・・・

2013.08.01更新

7月初旬、ブラジルより帰国して驚いたのが日本の暑さだ。今年の日本の夏は、体感的に明らかにサンパウロの夏より暑い。まるで赤道直下のような、茹だるような暑さである。その反対に、サンパウロは記録的な寒さとなって、ブラジル南部では雪も降った。
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デモは新たな時代のシグナル。日本企業へは追い風!

2013.07.19更新

ブラジルは、一度訪問した人は、そこがジャングルではなく、前近代的でもなく、不衛生でもなく、黒人中心でもなく、欧米の大都市と変わりがないことを知っている。しかし、その現状を、「アマゾン」「サッカー」「リオのカーニバル」の国と思っている人に説明をするのは、なかなか難しい作業である。
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